【防災対策!】通電火災編
- 2018年04月19日
- コラム
春の季節になってきましたね。わたなべです。
今回は防災対策のお話です。新築住宅をお考えの皆様、現在どこかにお住まいの方も共通ですが、
地震後の停電復旧時は、出火の恐れがあります。
阪神淡路大震災における建物火災の原因の60%が通電火災です。
地震による停電が復旧したとき、暖房機器に可燃物が接触したり、
傷んだコードに再び電気が流れることで起こる二次火災、
それが「通電火災」です。
どこのご家庭でも、「通電火災」の可能性があります。
分電盤のブレーカーを切ってから、避難することが大事です。
でも、なかなか地震の時にブレーカーを切るなんて難しいですよね?
そんな時に役立つのが、「感震ブレーカー」。
震度5強以上で警報音を鳴らし→主幹ブレーカーを3分後に強制遮断→ブレーカーを気にせず避難できます。
住宅の分電盤のスイッチに一つ組み込みだけです。
新築住宅がもし地震で被災した時に、火災まで起こってしまったら大変です。
ブレーカー一つで火災を防げますので、是非住宅を新しく建てる際や、
リフォームするときは、感震ブレーカーをご利用ください。