パッシブハウスとはなにか。
- 2017年11月13日
- コラム
おはようございます。わたなべです。
最近新築住宅の話ででてくるパッシブハウスとはなにか。
パッシブハウスについて説明します。
パッシブ(passive)とは、「無抵抗な」「受動的な」といった意味がある。
パッシブの反対語のアクティブ(active)は、「積極的な」「活発な」の意味がある。
環境先進国であるドイツは、アクティブなエネルギーを使った従来型の冷暖房器具だけでは、快適な暮らしを続けていくことが困難になると考えた。
エネルギー事情を背景に、先進国では「パッシブハウス」という新しい家づくりの考え方が定着しつつある。
パッシブハウスの歴史をたどれば、それはオイルショックの時代にさかのぼる。
70年代のオイルショックを経験し、できるだけエネルギーを使わない暮らしをするためにはどうしたらよいかを考えてきた。
ドイツの研究所では、エネルギーの使用量をゼロにしようと考えていましたが、それはさすがに非現実的で、
可能な限りゼロに近づけようと研究を重ねた。
時代が進み、いろいろな技術が開発され、高気密・高断熱の家が作れるようになってきたし、
太陽光発電で、自家発電を行うことも可能になってきた。
これでできるだけエネルギーを0にすることが可能となった。
パッシブハウスには、ただ家の性能だけをあげることで、使うエネルギーを増やしたいということではない。
例えば、家の窓の前に庇を付けたり、樹木を植えることで、明るさを確保したまま、影を作ることで、
室内への直射日光が入るのを防ぎ、室内の温度上昇を防ぐといったような、「たてもの」ではなく、「いえ」全体をマネジメントすることである。
建物だけしか考えないハウスメーカーは性能を追い続けているが、実際の住まいは、敷地全てを、または近隣の外部環境まですべてを考えることが、
家づくりの根幹であるという考え方がある。
公園や森がそばにある敷地と、街中にある敷地ではもちろん外部環境が変わってくるからである。
交通の利便性が高いことも重要な点ではあるが、エネルギーの自給自足がしやすい、
緑が多く、自然と触れ合える環境で過ごして生きたいといった、ライフスタイルを考える家づくりというのも、人によっては当てはまるのかもしれません。
もう一度新築住宅の家づくりを考える際、今後の暮らし方を考えてみてください。
当社のCOTOREは高気密・高断熱の住宅です。エネルギーを0に近づけるZEH(ゼロエネルギーハウス)もオプションで対応することが可能です。
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諫早市、大村市地区でも自然がある場所の土地も多いですし、交通利便性の高い土地もあります。
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