【Q & A】地域の家の良さって何?その②
- 2017年03月28日
- コラム
こんにちわ。わたなべです。
地域の家の良さを考える第二弾です。
Q:地域の家の良さって何?
A:用途が自由で柔軟で、住む人が主役の空間
昔の家を思い出してみてください。
今でも島原市などには多く残っていますが、
建具で区切られた畳の部屋が並ぶだけのシンプルな空間で、ちゃぶ台を置けば居間、
ふすまを締めれば客間、布団を敷けば寝室になります。
軸組み工法と呼ばれる日本の木の家の作り方は本来、そうした用途自在の柔軟性を持っています。
つまり、家は限定的な空間ではなく、住む人が生活に合わせて自由に使えるものです。
フレームはしっかりとつくりますが、間仕切りは可変性を持たせ、
どう使うかは住む人次第。
主役はあくまでも住まい手です。
新築住宅を建てる際には、nLDKにしばられず、暮らしとともに柔軟に変化できる空間を作れるのも、
地域の住宅会社で建てる家の醍醐味です。