【家づくりの基礎知識】住宅を建てる土地の地盤の基礎知識
- 2016年10月25日
- コラム
諫早や大村で新築のための土地を探す際のポイント
こんにちわ!工務のわたなべです。
大村市や諫早市で家を新築しようと検討されている皆様に、
設計士の観点から様々な情報をお伝えしようと思います。
住宅地盤の基礎知識
住宅を新築する場合、同じ長崎県内や同じ大村市内、諫早市内でも、よく知らない土地に建てることがよくあります。
その際、その土地が以前、どのような土地であったかを知ることは大切なことです。
仮にそこが埋め立て地や水田であった場合、大きな地震等によって家が傾いたり沈下したりすることがあるからです。
こうした土地では知らないうちに家が傾いて、ドアが閉まらなかったり、壁にひびが入ったりしてきますので、注意が必要です。
最近、社会問題となっている欠陥住宅も土地(住宅地盤)の悪さが原因となって発生することが少なからずあります。(最近建てた住宅はあまりないですが)
この原因をもう少し詳しく見ていくと、そこには軟弱地盤という問題が隠れているのです。
軟弱地盤って何?
それでは、軟弱地盤とはいったいどんな地盤なのか。
軟弱地盤とは文字どおり軟弱な地盤のことで、例えば水田や川の近く、低地、谷地など、水の溜まりやすい場所に多く見られます。
つまり、軟弱とは水分と空気を多く含んだ土地のことを言い、このような場所に家を建てると家の重さで土中の水分が抜けて、その分だけ建物が沈下してしまいます。
従ってこうした場所に家を建てる際は、必ず地盤調査をすることが大切です。
調査費用は数万円、工事は数十万円必要となることがあります。
諫早や大村で土地をお探しの方は是非ご相談を!
すでに土地をお持ちの方や、土地は決めているが、住宅会社を決めていないという方でも地盤調査を先にすることができます。
もし地盤改良の工事が必要ということになれば、その費用の分手出しをするか、建物本体の予算を変更しなければならないので、検討しておく必要があります。
しかし地盤調査はいろんな場所で行われているので、事前に付近の土地がどのような状況なのか知ることができます。大村や諫早では、軟弱地盤の判定が出ているところは少ないです。
ご相談したい土地がありましたら、コトレの星野建設までお気軽にお電話ください。
お待ちしております。