耐震・制震・免震の違い
- 2018年10月02日
- コラム
こんにちわ。わたなべです。
先日は台風が訪れましたが、諫早市は強風でもなかったみたいですが、島原市は強風でした。
関西の台風直撃よりは、被害が少なかったみたいですね。
今回はよく耳にする耐震!とか制震!とかの違いを説明しようと思います。
①耐震とは?
壁や柱を強化したり補強材を入れたりすることで、
建物自体の強度を上げて地震の揺れに対抗する工法。
強固な建物とすることで、建物の倒壊を防ぐ役割があります。
②制震とは?
建物内部にダンパーという振動低減装置を組み込んで、
自身の揺れを吸収することで、建物に粘性を持たせて振動を抑える工法。
繰り返される地震には有効な工法とされています。
③免震とは?
建物と基礎の間に免震装置を組み込んで、建物を地盤から絶縁することで、
地震の揺れを受け流し、直接的な揺れを建物に伝えない工法。
体感する揺れの平均は約3分の1ともいわれています。
最も地震対策度が高いのは免震と言われれていますが、他の工法に比べ建築コストがかかるという
デメリットがあり普及率が上がらないのが現状です。
住宅でほとんど採用されているのが、耐震対策です。
COTOREでは耐震等級2以上の設計をしており、基準法より強固な構造としています。
最近は大きな地震も起こるので、耐震等級は注意して建てたほうが賢明ですよ!
制振装置の取り扱いもできますので、お気軽にお尋ねください。