【長崎の家づくりコラム】蓄電システムの現状は?
- 2025年10月29日
- コラム
本日の長崎の家づくりコラムの内容は蓄電池です。
正式には蓄電システムということが多いですが、太陽光パネルで作った電気を家で使わなかった分、売ることもできますが、夜に自分で使うことを考えると蓄電池を付けるという選択肢もあります。
住宅用の蓄電池は高価というイメージが強く、現在でも破格に安くなたっということではありませんが、蓄電池を検討する人は増えているようです。
それはこちらのグラフを見ていただきたいのですが、全国的に蓄電システムの出荷は増え続けています。
出典:月刊SmartHouse
政府としても蓄電システムの普及を推し進めているため、DR補助金という蓄電システムに対する補助金を出しており、その補助金が蓄電システムの普及に寄与していると考えられます。
2023年比でいくと7%増となっており、太陽光発電システムを搭載した人が検討する次の段階のシステムになります。
電気代高騰により、太陽光発電・蓄電システムの創蓄セットが加速しており、だんだんとメーカーも増産体制を整えつつあります。
出荷台数をけん引しているのは大手ハウスメーカーで、一条工務店や積水化学工業、大和ハウス工業が挙げられるが、なかでも一条工務店の蓄電システム搭載率は8~9割と言われており、新築市場ではトップレベルです。ハウスメーカーを筆頭に世の中は蓄電池の搭載に意識が高い人が増えてきており、地方の工務店で新築住宅を建てる人も検討する人が増えています。もちろん当社の本社がある島原市でも蓄電池を搭載している新築住宅もありますし、既築の住宅にも搭載されています。
当社では雲仙市愛野町に新しいモデルハウスを建築しましたが、そちらには太陽光発電システムが搭載しており、今後蓄電システムの取付がしやすいように、一般的な屋内型のパワーコンディショナーという作った電気を家の中で使えるようにする機械ではなく、屋外型のパワーステーションという機械を付けております。
このパワーステーションは蓄電システムを増設しやすいだけでなく、V2Hのシステムを組み込むことも簡単にできるため、将来の電気を利用するために欠かせない機械になっています。V2Hについては以降のコラムで紹介いたします。
長崎県で新築住宅を建てる際には、太陽光発電システムだけでなく、蓄電システムも検討してみてはどうでしょうか?
次回はV2Hについて書いていきます。





