【家づくりの基礎知識】構造計算
- 2017年01月11日
- コラム
工務のわたなべです。
新築住宅をご検討の皆様が、家づくりをされるなかで最近一番話題になっているのが、耐震性です。
熊本地震も起こり、日本のどの地域で地震が起こるか分からない時代になってきました。
当社の本社がある島原市でも震度4、営業所のある南島原市では震度5、諫早市や大村市でも震度3が観測されました。
そういった中で、地震が起きても倒壊しない家というのが、前提になってきていますが、そういった話をする時にお客様からこう聞かれることがあります。
「木造住宅は構造計算がされていないって本当ですか?」
この疑問はあながち間違っていません。
というのも、建築基準法には、新築住宅の木造の2階建ては、ある一定の基準を満たせば構造計算書が無くても、
建築していいですよという許可が下りることになっています。
木造の新築住宅では、この基準を満たすことが多いので、構造計算を行っていない住宅がたくさんあるのは事実です。
しかし、構造計算書の提出の義務はありませんが、その計算をきちんと計算を行い、
安全性を確かめている建築士さんや設計会社、工務店、建設会社がいることも事実です。
耐震性にこだわるお客様は、一度構造計算書はありますか?と質問されてみるといいかと思います。
計算書を見てもわからないかもしれません。
もっと簡単に耐震性を確保しているかどうかチェックする方法があります。
それが、長期優良住宅に認定されているかということです。
長期優良住宅というのは、国が決めた基準を満たしている家で、耐震性や省エネ性能など多くの項目がチェックされます。
耐震性に関しては、建築基準法で求められている性能の1.25倍以上の性能を保持していて、構造計算書がないと認められません。
なので長期優良住宅の認定を受けている家というのは、耐震的にも安心できます。
長期優良住宅の認定には、たくさんの検査項目がありますし、そのために多くの書類も必要になるため、費用がかかりますが、
いろんな性能を満たしていることが証明されるので、証明されていない家とでは安心感が違うと思います。
みなさんも新築住宅をご検討の際は、長期優良住宅をご検討してみてください。
当社の新築住宅の商品であるCOTOREでは、全棟、長期優良住宅認定を行うことを前提としています。
大村市や諫早市などの県央地区で新築住宅をご検討の皆様、
雲仙市や島原市や南島原市の島原半島で新築住宅をご検討の皆様、
資料請求、モデルハウスの見学など、WEBや電話で受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。