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【長崎の家づくりコラム】省令準耐火構造とは?

梅雨に入ってから数日間晴れの日が続いたので、島原市で上棟をしたりなど、

雨の合間をぬぐって仕事を進めています。

また雨が続きそうなので、内部の仕事が主になりそうです。

今回は、省令準耐火構造のお話です。

聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、具体的に説明いたします。

まず省令準耐火構造とは、名前の通り、火に強い家です。

 

 

 

 

 

 

 

参考:住宅金融支援機構 フラット35 省令準耐火構造

特徴1:隣家などから火をもらわない

具体的には、外壁及び軒裏を防火構造にする、屋根は不燃材料で葺くことです。

特徴2:一定時間部屋から火を出さない

具体的には、壁や天井を決めらた厚みと種類の石膏ボードで被覆すること。

特徴3:壁体内、天井裏での延焼を遅らせる

具体的には、ファイヤーストップ材の設置。

こう聞くとおかしいなと思いませんか?

特徴1は全ての家がそうなっているのではと思いますが、実はそうではありません。

屋根はほぼ100%満たしていますが、外壁は住宅会社の知識の有無によって、満たしているとは限りません。

この防火構造というのは、基準があって、試験を受けて通った工法しか認められないのですが、

特定の商品を使えばいいと思っている会社が多く、正式な防火構造になっていないことが多いのです。

第三者検査機関での検査でも、多く見受けられるミスだそうです。

標準仕様書は何10ページにもよります。きちんと把握している住宅会社で新築住宅を建てないと不安ですね。

もちろん最初から省令準耐火構造ですと言っている場合だけですが。

省令準耐火構造にするメリットは、火災保険料が安くなります。

燃えにくいことを証明できる新築の住宅なので、割引があります。

初期コストはあがりますが、長年のコストパフォーマンスは高くなります。

そして安心ですよね。

COTOREZEROでは省令準耐火構造が、標準仕様となります。

その費用も込みの金額ですので、安心してください。

わからないことは、いつでもお尋ねください。

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