【長崎の家づくりコラム】断熱性を高めると得られるメリット
- 2020年11月16日
- ブログ
こんにちわ。最近は肌寒くなってきて、外では上に1着はおらないと、震える時期になってきました。
いきなりですが、新築住宅を建てるには、高断熱にする方がいいとよく耳にしますが、
具体的にはどんなメリットがあるかというと、まず第一にぜんそくやアトピーなど、
さまざまな症状の改善が期待できます。
住宅会社がその説明を行ったりしていますが、これはきちんと調査された結果なのです!
第40回熱シンポジウム、日本建築学会環境系論文集により、
新居へ引っ越した約20,000人への調査により、断熱性能の低い家に引越した人より、
断熱性能が高い家に引っ越した人の方が、気管支喘息やアトピー性皮膚炎などの
症状についても改善率が高くなることがわかりました。
病気が治るということではありませんが、高気密・高断熱の新築住宅が、
病気の改善に起因しているということがわかります。
住宅というのは高い買い物なので、できるだけ安くしたいという気持ちもあると思いますが、
自分たちだけでなく、将来生まれてくる子供の健康のために、
また一緒に住む祖父や祖母のために、そして今後自分たちの健康のために、
断熱性能を削るという選択はあまりしないでもらいたいです。
家を建てる皆様には、健康を第一に長く住んでいただくことが、本当の家づくりです。
長崎県は全国的にみれば温かい地域ではありますが、
雲仙では毎年雪が降り積もりますし、寒さは厳しくなってきています。
もちろん高断熱の住宅は、夏の冷房の空気を逃がさない効果もあるので、
年々暑くなる猛暑を乗り切るためにも、高断熱は必要な性能と言えます。