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【家づくりの基礎知識】基礎工事

住宅新築の最初に行われる基礎工事とは?

rimg1893

こんにちは、営業のイワキです。

諫早や大村で新築住宅を検討されている方にお届けするコラム、

今日は、基礎工事についてお話させて頂きます。

 

新築の基礎工事はお天気勝負!

基礎工事には、施主が立ちあうことはほとんどありません。
その理由は、天気勝負だからです。

配筋と呼ばれる、コンクリートの中に入る鉄筋を設置・溶接した後、
生コンクリートを流す手前の段階で立ち会う方も中にはおられるかもしれません。
しかし、実際にコンクリートを流すところに立ち会う人は少ないのです。

それはなぜか?
大切だから繰り返しますが、基礎工事で何よりも大事なことは天気だからです。

お施主さんが立ち会う時は、恐らく事前に立ち会いの連絡をすると思います。
そうなると、見学のスケジュールを合わせる必要が出て来ますが、
天気が最も大事な要素なので、場合によっては天気予報で工事を延期することもあります。
その時は折角スケジュールの都合を合わせたのに、肩すかしをくらってしまいます。

ですので、恐らく見学を申し出れば、配筋が済んだ状態で生コンを打つ前に、
現物の仕上がり状況を確認するという形で立ち会うことになる、というワケです。

この時とばかりは、お施主さんよりも天気を優先させるのです。
逆に、お施主さんを優先させるとしたら・・・晴れることをお祈りするばかりです。

ただ、コンクリートは1日で乾燥するワケではありません。
工事当日だけが晴れていればいいのではなく、数日の晴れが望ましいのです。
ですので、生コンを打つ日の翌日が大雨の予報なら、工事を延期することもあります。
つまり、いつ生コンを打つのか?は実はとっても予定を立てるのに気を使うのです。

天気だけでも予定を立てるのが大変なのに、お施主さんの予定までが加わると、
とてもじゃないですが工事予定を調整する人は混乱してしまいます。

お施主さんが100%工事のスケジュールに合わせることができるとか、
たまたま天気に恵まれる場合は別ですが、普通は立ち会わないことが多くなります。

もちろん、工事や乾燥期間における突然の天候の変化やトラブル発生に対応するだけのノウハウはあります。
ですので、雨が降ったからいいとか悪いとか、そういう結論を言うつもりはありませんが、
コンクリートはそこまでの計画の元で成り立つ、ということだけは知っておいてください。

コンクリートは子育てみたいなものと言う人がいますが、言い得て妙な表現だと思います。
成長過程では甘やかしすぎても、厳し過ぎても良くないのです。
ある程度までは暑過ぎても寒過ぎても雨ざらしでもダメなのです。
ある程度乾燥した後は、今度はある程度の雨が降った方が強くなります。
そんな感じで、知れば知るほど奥が深い基礎工事なのです。
新しい家を支える大事な基礎ですから、慎重に計画し施工していく必要があります。

諫早、大村地区で新築ご検討されているお客様、是非当社にお任せくださいませ。

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